水書道｜初心者でも始めやすい！水習字の基本と道具選び

水書道をご存知ですか？墨を使わずに書道が楽しめる新しい習字練習方法です。初心者にも優しく、手軽に始められるため、最近注目を集めています。

この記事では、水書道の基本道具や初心者向けセット、購入時のポイントを詳しくご紹介します。水書道を始めたい方や、より効果的な練習方法を探している方に役立つ情報をお届けします。

水書道の基本道具

水書きシート

水書きシートは水書道の要となる道具です。特殊加工された布や紙でできていて、水で書くと文字が浮かび上がります。乾くと消えるため、何度も練習できるのが特徴です。

↓「パイロット　水書き　お習字練習シート」　定価1650円（税込）

初心者向けは半紙サイズが多く、練習しやすいです。布製は耐久性に優れ、紙製は本格的な書道の感覚が楽しめます。

水筆は必要？

水筆は水書道専用の筆です。通常の筆と異なり、軸内に適度な水分量を保持することができ、スムーズな書き心地です。自動で筆に水分が落ちてくる筆ペンのようなものです。

↓「開明　水書きYO！筆FU2030 水書き練習 ふとふで 太筆」　定価1650円（税込）

初心者向けには持ち方を指示するグリップ付きのものもあります。筆の毛質も重要で、獣毛と人造毛を組み合わせた「兼毛」タイプが初心者に適しています。

水筆は、水をためておくことができるので、書くときに筆に水を付ける必要がありません。

私も　使っていましたが、必ずしも　水筆を使う必要はありません。墨をつけたことがない新品の筆であれば大丈夫です。　私のお勧めは、ポリエステルの筆です。

動物毛を　水を含ませて使っていると　まとまりがなくなり傷みやすくなりますが、ポリエステルの筆だと動物毛より長持ちします。　動物毛の筆より安価です。

↓「呉竹　お習字ふでめばえ　3号白毛」　定価1100円（税込み）

水容器

水容器は水筆に水を含ませるために使用します。専用の水容器もありますが、家庭にある小さな器で代用可能です。

水書道セットに専用の容器が付属していたらそれを使えばよいです。水の量は少量で十分なので、持ち運びにも便利です。

初心者向け水書道セット

セットの内容

初心者向けの水書道セットは、必要な道具が一式揃っているため、すぐに練習を始められます。
一般的なセットには、水書きシート、水筆、水容器、そして練習用の手本が含まれています。

なぞり書きシートが付属しているものもあり、基本的な筆使いを効率的に学べます。

おすすめ商品

初心者におすすめの水書道セットとしては、「あかしや水書きセット（AZ-140MF）」があります。
このセットは700円程度と手頃な価格で、基本的な道具が揃っています。

↓「呉竹 水書きセット（KN37-20）」　約900円　は、ハンドブック付きで初心者に適しています。

子供向けには「水書きシート・筆」セットがおすすめで、軽量で持ち運びやすく、安全性が高いのが特徴です。

価格帯と選び方

水書道セットの価格帯は、700円から5,000円程度までと幅広くあります。初心者の場合、まずは1,000円前後の基本セットから始めるのがおすすめです。

本格的に取り組みたい場合は、3,000円以上の高品質なセットを検討するとよいでしょう。

↓「水書きグー　水書道セット(大人向け)」　￥3938（税込）

水書道の練習方法

水書道の基本的な使い方は非常にシンプルです。まず、水筆に適量の水を含ませます。次に、水書きシートの上で文字を書いていきます。

書き終わったら、シートが自然に乾くのを待ちます。乾くと文字が消えるので、同じシートで何度も練習を繰り返すことができます。

　

↓「消えない水習字用紙【10枚入×3】」￥2310（税込）

　

私自身、水書道を使い始めてから書道の技法が格段に上達しました。書道の上達には、何よりも筆の扱いに慣れることが大切です。何度も書いているうちに自然と技法は身に着きます。

水書道は失敗を恐れずに何度も書けることが大きな魅力です。最初は文字のバランスが取れませんでしたが、繰り返し練習することで、徐々に上達を実感できました。また、子どもたちと一緒に練習することで、家族の時間も増えました。

まとめ

水書道は、初心者にも優しく、手軽に始められる書道練習法です。基本的な道具である水書きシートと水筆さえあれば、いつでもどこでも練習できる利点があります。

初心者向けのセットは、1,000円前後から購入可能で、コストパフォーマンスも優れています。練習方法も簡単で、失敗を恐れずに何度も繰り返し練習できるため、効果的に上達することができます。
水書道を通じて、書道の楽しさを発見し、美しい文字を書く喜びを体験してみてはいかがでしょうか。